富士総合食品株式会社

品質管理

食の安全について

当社は【食の安心・安全とおいしさをお届けする】を社是としています。
食品衛生管理の国際基準であるHACCPを早期に導入し、その認証工場で徹底した品質管理体制を構築してきました。
富里第一工場は複合型の食品加工を行っており、機内食では世界初のSQF認証レベル3を取得致しました。第二工場は食肉加工食品を製造しており、すでにSQF認証レベル3を取得しております。両工場ともそのSQF認証によるHACCP手法とマネージメントによって品質管理業務を行っております。
そして、品質管理業務の主軸となる検査室(LABO)はISO/IEC17025:2017に認定されました。独立性の高い科学的検査室(サテライト)で食品安全システムを監視する役割を持たせています。
今も、これからも、ずっと安心・安全でおいしい食品を皆様に届けられるよう更なる安全基準の充実に努めます。

富士総合食品が考える品質管理とは

「安心・安全な食品とは何でしょうか?」

こんな問い掛けに、「衛生管理がしっかりしているから」、「認証がとっているから」、「食中毒を起こしたことがないから」、といった答えがよく返ってきます。
当社ではお客様が納得し、安心して召し上がることのできる商品を提供することだと考えます。それには<安全性が証明された食品>でなければなりません。

その<安全性の証明された食品>とは科学的検査により、安全が実証された食品であり、高度なマネージメントで品質管理をおこなっていなければなりません。
富士総合食品の目指す次世代型の品質管理はあらゆる角度から科学的検査をおこない、妥当性の証明された商品作りを行うことです。

LABOのご紹介

品質管理の3つの“アイ”

当社の品質管理では3つの“I”を基本テーマとして食の安全を守りたいと考えます。

  1. Imagination(想像力):多様性への対応・衛生管理マニュアルの多言語化等
  2. Innovation(技術革新):アレルゲン・抗体法の拡充等
  3. Inspection(検査力):ISO/IEC17025:2017認定の範囲拡充等

検査の充実

細菌検査:一般生菌数・大腸菌群・大腸菌・黄色ブドウ球菌・大腸菌O-157・サルモネラ・腸炎ビブリオ・セレウス・カンピロバクター・ウェルッシュ・リステリア・カビ類・乳酸菌等

化学的な検査:アレルゲン検査・ニンヒドリン反応・ルミノール反応検査・ベロ毒素検査等

異物検査:HE染色・グラム染色等の各種染色を用いて顕微鏡検査

異物検査<ふたつ折のコンタクトレンズ ×100

各種認定・認証の取得

富士総合食品では、お客様が安心して召し上がることのできる商品を提供するため、各種認定・認証を得ております。

ISO/IEC 17025:2017

試験所・校正機関が正確な測定/校正結果を生み出す能力があるかどうかを、権威ある第三者認定機関が認定する規格です。
ISO/IEC17025は”試験所認定”と呼ばれ、製品検査や分析・測定などを行う試験所及び計測機器の校正業務を行う校正機関に対する要求事項が定められています。規格の要求事項に沿って審査を行い、品質管理業務の主軸となる検査室(LABO)が認定を取得するのに妥当であると判断されました。

SQF

SQFとは、Safe Quality Food(安全で高品質な食品)の略称で、国際認証規格です。
米FMI(Food Marketing Institute)が管理するHACCP手法とGMP(適正製造規範)をベースに構築された食品安全マネジメント規格です。
富里第一工場・富里第二工場が認証を取得するのに妥当であると判断されました。

https://ja.sqfi.com/

車両の運行管理

GPSを活用することによりワンランク上の品質管理を行っております。

車両の現状管理

全車両をGPSで管理し、リアルタイムで車両の動きモニターでチェックできます。

荷室内の温度管理

食品輸送に重要な荷室の温度に細心の注意をし、運行管理コンピュータはもちろん車内でも随時確認しています。